レーシックの歴史
レーシックは日本で始まったわけではありませんが、今では人気もあり知名度も出てきています。
しかし、その歴史はというとまだ始まったばかりといえます。
日本では2000年にレーシックが入ってきましたが、厚生労働省に認可されたのもその年になります。
つまり、まだ10数年しか経っていない新しい視力の矯正方法といえます。
レーシックは眼をレーザーで削る手術になりますので、当時の日本人にはすぐに受け入れられず、視力回復に効果がある、ということは頭ではわかっていても、実際にレーシック手術を受ける人は少なかったようです。
そこで、有名人や著名人がレーシックを受けるようになり、CMで宣伝をするようになって、一般の人もレーシックを受けるようになってきました。
今ではその数も桁違いの多さになってきています。
では、レーシックの先進国であるアメリカではどのような歴史があるのでしょうか?実は世界で初めて行われたレーシック手術は1990年でそれもギリシャの眼科医でした。
その後、1995年になってやっとFDA(米国食品医薬品局)がエキシマレーザーを認可し、レーシック手術が行われるようになりました。
その後は毎年100万人以上がレーシック手術を受けるようになっています。
日本に話を戻しますと、2000年には2万人のレーシック手術を受ける人がいましたが、その後2006年になると7万人以上の人がレーシックを受けるようになってきています。
この人数をみると日本はまだレーシックが盛んではない国といえるのかもしれません。
日本では眼に直接レーザーを入れて治療する方法にどうしても抵抗があり、100%安全で失敗の危険性が少ないとわかっていても、なかなかレーシックを受ける人は増えていきません。
その間により高度で正確なレーシック手術法が開発されており、視力の悪くなった人がレーシックを受けることはもう普通のことになる日が近くなっています。
また、手術費用も手ごろな値段になってきていますから、レーシックを受ける環境も整ってきているといえるのです。
レーシックの基礎知識についても参考にご覧ください。